配当の支払い日は?

常々、ご依頼をいただく会社様で、配当を出す会社は
ほとんどないので、あまり考えたことがありませんでした。

配当を出している、会社様から、配当の効力発生日を
総会日にしてるけど、いつまでに、支払うべきか?
そういうご質問をいただきました。
わたしの認識では、効力発生日に、支払うのが
よいのでは、と思いましたが、
きちんと調べてみました。

会社法454条で、効力発生日の規定が、
457条に配当の交付方法の規定があります。
ちなみに、具体的な支払時期を定めた条文はありません。

上場会社は、総会の翌日を効力発生日として、
その日に、振込等の手続きをするのが一般的とのこと。
というのも、効力発生日が決まると、
株主から会社への配当請求権が具体化します。
会社からみれば、株主への配当支払い義務が
具体的になるということです。
その結果、実務では、効力発生日が支払い日になってるようです。

さらに、配当は持参債務とされてました。
こんなこと、考えたこともなかったですが。
上場会社が、効力発生日を総会の翌日にするのは、
万が一、総会で配当が承認されないことに、
備えて、総会の翌日に振込する事前準備をしている
からだそうです。
承認されなかったら、振込をストップせんとあかんので、
翌日にするということです。

このことを調べるのに、商事法務の株主総会ハンドブックが
とても、参考になりました。
2018年の会社法施行のときに、買った本で、
税抜き7000円もした本です。
改訂版には、手が出ません(笑)

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