アンチヒーロー 最終話

昨夜(6/16)最終話、見応えあり!
大島優子と木村佳乃の立ち位置は、
予想された感じでいた。
あの、ときどきお顔を見る、元裁判官の女性の
演技が、さすが女優だと、感じ入りました。
主役のスターは、周囲を固める脇役が良ければ、
よいほど、輝きを増し、まさに、スターになると
思いました。
たしかに、いまだに納得できない点もあります。
特に、岩田を無罪にしたところです。
最終話では、あっさりと、罪に服すると言ってるし。
途中、見ていない回があるせいかもしれませんが。
あと、再審で、えん罪は晴れるでしょうけど、
真犯人は、どうなるのか?

ドラマのポイントは、えん罪が晴れるところに、
あるので、真犯人までたどり着かなくても
いいのでしょうけど、なんか、スッキリしません。
しかし、えん罪は怖いです。
わたし、10年以上前ですが、有名な冤罪事件
「足利事件」で、えん罪で捕らえられ、のちに、
再審決定で、無罪釈放されたS氏の講演会を
同志社大学で、聞いたことがあります。
S氏、ご本人のお話を聞き、背筋が凍る思いが
しました。
えん罪で、捜査が打ち切られると、同時に、
真犯人が世の中を普通に生きていることになります。
アンチヒーロー、なかなか、深いドラマでした。

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