念願の オペラ デビューしました

やっと、念願が叶いました。
７月１５日、月曜日　海の日
兵庫県立芸術文化センターにて、
「蝶々夫人」マダム・バタフライを観劇しました。
人生で、生のオペラ観劇は初めてのことです。
自宅の録画機器には、たくさんオペラが鍵をかけて残してます。
でも、生は初めて。
なんせ、上演時間が３時間ほどあるんで、
耐えられるのか？飽きないか？
オペラと歌舞伎は実に似てますが、歌舞伎は、
長いもので、１時間程度です。

蝶々夫人は、短縮版を以前に生で観劇し、
ストーリーは、分かりやすくて、有名です。
それに、プッチーニは、好きです。
そこへ、マエストロが、佐渡裕氏、
蝶々夫人役が、高野百合絵さん、ピンカートンが笛田さん、
スズキが、清水華澄さん
みなさん、一方的に親近感のある万九ファミリー(笑)
なお、もうひとつの、キャストパターンもあります。
初めての体験は、何もかもが新鮮でした。
３時間、まったく退屈しません。
途中に２５分の休憩はありましたが、
特に、ヒロインの高野さんは、歌いっぱなしです。
誰もが一度は聞いたことのある、アリア「あり晴れた日」
コンサートでは、何度も聴きましたが、オペラで聴くのと、
コンサートで聴くのとは、別のものでした。
高野さんの、熱唱、これは、すごかった。
唯一、歌が終わったところで、万雷の拍手でした。
こういうところで、拍手をするんだと、
たいへん勉強にないました。

また、いうまでもなく、演者全員、マイクなんかつけていません。
オーケストラも、ずっと演奏し続けています。
ということは、マエストロは、ずっと棒を振ってます。
特別編成の合唱団、彼ら彼女らも、衣装を着て
演技しながら、合唱するのですが、あんなに、きれいな
合唱を聴いてことはありませんでした。
ちなみに、有名はミュージカル「ミスサイゴン」
あれのベースが蝶々夫人です。
ミュージカルはセリフがあって、突如、歌いだす感じですが、
オペラは、まったくセリフがありません。
ずっ～と、誰かが歌っています。
４階のいちばんすみっこで、８５００円でした。
オペラは、表情も見たいので、次回は、もうすこし、
いいお席でみたいと思いました。

終演後は、石川県の震災チャリティーで、
マエストロ、オケのＰＡＣの面々が、ホワイエ（ロビー）に
出てこられました。
佐渡裕マエストロに、直接、万九に当選した旨を
お伝えすることができて、大満足しました。
マエストロに直接、報告できるなんて、これまた、人生初です。