マイナンバーカード対面確認アプリ

火曜日、水曜日と、阪神がひとり勝ちし、
首位とのゲーム差が、3.5になってます。
「メーク アレンパ」
わたし的には、「神風 アレンパ」と言ってます。
昨年の9月、阪神は、9月14日のリーグ優勝の日まで、
負け知らず、11連勝しました。

ところで、ネットフリックスのドラマ「地面師たち」の
実務における影響がチラホラ、聞こえてきます。
例の、売買取引の応接室における、司法書士のシーンです。
そのシーンでは、売主の運転免許証を司法書士が手にして、
スマホでICカードを読み取り、暗証番号らしきものを
司法書士自身が入力し、運転免許証が本物であることを確認しています。
そもそも、暗証番号は、本人のみが知る4桁です。
要は、司法書士は、運転免許証を手に取り、目視だけの
確認で済ましていないところが、肝なんです。
司法書士は職務上、本人確認の義務はありますけど、
偽造の運転免許証を見破る義務まで、科せられると負担増です。
かつての裁判例で、偽造運転免許証を免許ケースに入れたままで、
確認した司法書士に損害賠償の責任があると、判決が出てました。
このケースでは、ケースから、運転免許証を取り出して、
確認すれば、容易に、偽物とわかる品質の偽造だったようですが。
ドラマのせいで、ICカードで読み取るのが標準になると困る。

ところで、携帯電話ショップで、マイナカードの目視による
本人確認ではダメで、ICチップを読み取って、本物の
マイナカードであると確認することになるようです。
これも、難儀だと思っていたところで、デジタル庁から、
対応するためのアプリが出ました。
「マイナンバーカード対面確認アプリ」がその名称です。
さっそく、ダウンロードして、試してみました。
アプリを起動して、マイナカードの写真を撮ります。
つぎに、マイナカードのICをスマホで読み取ります。
すると、あら不思議、マイナカードの住所氏名等がスマホに出てきます。
これで、本物ということです。
マイナカードに記載されてることしか、スマホに表示されないので、
暗証番号が不要です。
そもそも、マイナカードのICには、書いてることしか、
記録されてませんから、保険証の番号がわかったりとか、しません。
一応、スマホにダウンロードしておくべきです。
使うことがあるのか?
相手の人に、なんの説明して、使うのか?

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