田中彩子 10周年リサイタルへ

田中彩子さんの存在を知ったのは、情熱大陸です。
その後、NHKのドキュメンタリーにも出てました。
舞鶴の公立高校を卒業して、ウィーンへ単身留学。
18歳にして、すごい冒険家です。
「コロラトゥール」という、特徴のある歌い方で、
欧州で、認められた、その後に日本へ。
いわば、逆輸入の歌手です。
「コロラトゥール」って、民謡や演歌のコブシ、
鳥のさえずりのイメージで、高音で、声がコロコロします。
その声は、口元から、絹の透明で、とても細い糸が、
飛び出してきて、天井に向かった、糸が、途切れることなく、
飛んでいくような感じです。
うううう、上手く表現できません(笑)
歌劇:魔笛「夜の女王のアリア」がまさに、それなので、
YouTubeでぜひ聴いてみてください。
たぶん、聴いたことのある曲です。
会場は、大阪城ホールの手前、ホテルニューオータニの裏手にある、
「住友生命いずみホール」
このホールへ行くのは、30年ぶりでした。
ぜんぜん、覚えてませんでした。
自分の席は、2階バルコニーの舞台真横。
田中彩子さんまで、直線距離5メートル。。。近い。
ただし、前を向いて歌うので、やや迫力には欠けました。
ステージを歩いてくれるのか?と思いきや、立ったままでした。
ふと思った大谷選手との共通点。
ぜんぜん、力まずに、軽く歌っているように見えるのに、
すごく通る美声。
大谷選手が、軽くバットを振ってるのに、
外野にボールが突き刺さる、それと、だぶってみえました。
特筆すべきは、彼女の話し方でした。
最初に聞いたとき、正直、目が点になりました。
最後の、ご挨拶で、本人が、初めての方は、
わたしの、話し方に驚かれたと思いますと、言ってたくらいです。
特別な声、ビジュアルよし、ということで、
女性の推し活の方々をお見かけしました。

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